テレビを買いに電気屋さんへ行くと「液晶テレビ」と「プラズマテレビ」があって、どちらを買ったらいいのか悩んでしまいます。
「店員さんに違いを聞いてしまうと高いテレビを勧められそう・・・。」と心配な方は、予備知識として「液晶テレビとプラズマテレビの違い」と知っておきたいですね。
今回はこの2つの違いをはじめ、見分け方とメリット、デメリットについて説明します!
液晶テレビとプラズマテレビの違い、見分け方
「液晶テレビ」も「プラズマテレビ」もパズルのピース(画素)がぎっしりと組み合わさって画面になっています。
この画面に映っている映像の違いは、2つのテレビの構造の違いが関係しています。
液晶テレビ
バックライトの上に液晶パネル、その上に赤、緑、青(光の三原色)に色分けされたフィルターがあるのですが、液晶パネルが開いたり閉じたりすることで、光の調節をして、映像になっています。
実は・・・人の目は赤、緑、青の光しか認識していません。
この3つの色が組み合わさり、黒や白といった色が見えているのです。
プラズマテレビ
「液晶テレビ」とは違い、バックライトがありません。
画素とガラス板の間にはガスがあり、このガスに電圧をかけることで放電が起き、プラズマができます。
このプラズマ放電によって映像ができているのです。
見分け方
「液晶テレビ」と「プラズマテレビ」の構造の違いがわかったら、見分け方は簡単ですね。
「プラズマテレビ」は画素の上にガラス板があるので、コンコンっと叩くとかたいです。
液晶テレビとプラズマテレビのメリット、デメリット
液晶テレビ
バックライトの光を液晶パネルを開けたり閉じたりすることで映像化しているので、どうしても画質が劣ってしまいます。
ですが「液晶テレビ」の構造は小型化しやすいので、パソコンの画面や小さなテレビに広く使われています。
プラズマテレビ
1つ1つの画素が点滅しているので、映像がとても綺麗です。
映画を観たり、スポーツ観戦したりするのにもってこいです。
構造上32インチ以下のサイズにできないので、大型のものが多いです。
リビングでの家族だんらんの時に一役買ってくれますね。
液晶テレビとプラズマテレビの違いまとめ
「液晶テレビ」と「プラズマテレビ」は構造が大きく違っていました。
- 「液晶テレビ」…液晶パネルでバックライトの光の量を調節
- 「プラズマテレビ」…バックライトはなく、画素1つ1つが独自に点滅
「液晶テレビ」は画質が劣るけれど、コンパクト化しやすく、「プラズマテレビ」は画質はいいけれど、コンパクト化できない。
・・・どちらも一長一短。
テレビを選ぶ際は、自分のライフスタイルと相談して決めたいですね。