お米料理というと「ピラフ」、「チャーハン」、「焼き飯」、「リゾット」、「パエリア」など様々ありますよね。
どれも世界各国で愛される美味しいお米の料理ですが、みなさんはこの5つの料理の違いがわかりますか?
ここでは、「ピラフとチャーハンと焼き飯とリゾットとパエリアの違い」を使うお米と調理法の観点から説明します!
使うお米が違う
「ピラフ」、「チャーハン」、「焼き飯」、「リゾット」、「パエリア」で使っているお米、実はすべて同じではありません。
私たちが普段食べているお米は、炊飯器などで炊いてから食べていますよね。
「ピラフ」、「リゾット」、「パエリア」はどのようにして料理するのでしょうか?
調理法が違う
ピラフとリゾットとパエリアについて
ピラフ:インド料理で有名な、ベンガル・プラーオ(出典:Wikipedia)
バレンシア風パエリア(出典:Wikipedia)
一方「パエリア」は炊く前の黄色いお米を、魚介類の煮汁で水気が無くなるまでぐつぐつと炊きます。
ですが「リゾット」は水気を敢えて残しています。
肉や魚介類の煮汁をスープのようにお米と一緒に食べるんです。
きのこのリゾット(出典:Wikipedia)
使う食材は「ピラフ」に似通っていますが、「ピラフ」とは違って最初にお米を炒めず、すぐに炊き上げてしまいます。
これで「ピラフ」と「パエリア」と「リゾット」のザックリとした違いは、食材と水分量にあることがわかりました。
では「チャーハン」と「焼き飯」の違いはなんでしょうか?
チャーハンと焼き飯について
日本の中華料理屋のチャーハン(出典:Wikipedia)
どちらも炊き上がったお米を使って調理しますが、決定的な違いは卵を入れるタイミングです。
ピラフとチャーハンと焼き飯とリゾットとパエリアの違いまとめ
今回はこの5つの料理の違いについてわかりました。
- 「ピラフ」は様々な食材を使うが、「パエリア」は主に魚介類の食材を使う
- 「ピラフ」&「パエリア」は水気が無いが、「リゾット」は水気がある
- 「チャーハン」は卵を先に入れ、「焼き飯」はご飯を先に入れる
いずれの料理も調理法に詳細な違いはあるのですが、ザックリとした違いはこのようになります。
- 「ピラフ」…トルコ
- 「チャーハン」…中国
- 「焼き飯」…日本(中国の「チャーハン」が日本にやってきた)
- 「リゾット」…イタリア
- 「パエリア」…スペイン
サササッと作ることができたら、いつ海外のお友達が遊びに来ても大丈夫ですね!
(まずは海外のお友達を作ることから始めなきゃ・・・)