お弁当に入れたり、時間がない朝の朝食に出たりと、手軽に調理ができて美味しい「ウインナー」。
「ウインナー」を探しにスーパーに行くと、同じ陳列棚に「ソーセージ」がありますよね。
同じような形をしている両者ですが、違いはあるのでしょうか?
また、「ウインナー」と「ソーセージ」と同じお肉の加工食品の「ハム」との違いはなんでしょうか?
ここでは、「ウインナーとソーセージとハムの違い」について説明します!
ウインナーとソーセージの違い
ソーセージ(出典:Wikipedia)
ソーセージとは
「ソーセージ」というのは、塩コショウ等のスパイスを使った、牛や豚や羊の挽き肉を動物の腸に入れた食品の総称です。
この色んな種類の中に「ウインナー」があります。
では「ウインナー」とはどんな「ソーセージ」なのでしょうか?
ウインナーとは
「ウインナー」というのは、挽き肉を直径20mm未満の羊の腸に詰めたもののことをいいます。
腸の種類によっては、次のような「ソーセージ」があります。
- フランクフルトソーセージ…直径20mm以上36mm未満の豚の腸
- ボロニアソーセージ…直径36mm以上の牛の腸
また商品の水分量で次のようなソーセージもあるんですよ。
「ウインナー」は「ソーセージ」の1種だということはわかりましたが、同じお肉の加工食品である「ハム」って一体なんでしょうか?- セミドライソーセージ…水分量55%以下
- ドライソーセージ…水分量35%以下
魚の肉が原材料の15%を超えてしまったら、「ソーセージ」ではなくなってしまいます。
ハムの違い
ハム(出典:Wikipedia)
「ハム」とは豚や猪のもも肉を塊のまま塩漬けにしたものです。
形も細長いものではなく、お肉の塊そのままです。
日本ではそれを薄くスライスしたものを「ハム」として売られていますね。
伝統的な「ハム」は微生物やカビの繁殖を防ぐために、肉の塊を塩に漬けています。
塩に漬けることで、お肉がもっている水分が外に出されて、塩分がお肉の中に入っていきます。
この塩分が「ハム」の保存期間に一役買っているんです。
塩に漬けることで、お肉がもっている水分が外に出されて、塩分がお肉の中に入っていきます。
この塩分が「ハム」の保存期間に一役買っているんです。
ウインナーとソーセージとハムの違いまとめ
「ウインナー」は「ソーセージ」の1種だということがわりました。
「ソーセージ」には挽き肉の種類や水分量、挽き肉を入れる腸の種類によって色々な名前があり、羊の腸を使っているものが「ウインナー」でした。
また、「ハム」はこの2つと同じお肉の食品ですが、形も作り方も違っていました。
豚や猪のもも肉を塊のまま塩漬けにしたもののことを「ハム」というんでしたね。
みなさんご存じの赤い「たこさんウインナー」ですが、これは日本の企業のアイデアの結晶なんですよ。
「たこさんウインナー」発売当初は昭和中期。
当時はあまりいいお肉を使うことができず、商品の色が悪かったそうです。
商品の色が悪ければ、あまり食べたいとは思いませんよね。
そこで企業は「赤く染めてしまおう!」と考え、着色料を使うことにしたそうです。
「たこさんウインナー」発売当初は昭和中期。
当時はあまりいいお肉を使うことができず、商品の色が悪かったそうです。
商品の色が悪ければ、あまり食べたいとは思いませんよね。
そこで企業は「赤く染めてしまおう!」と考え、着色料を使うことにしたそうです。