段々暑さが増し、いよいよ夏本番が近づいていますが、そんな暑い日に食べたくなるものが、冷たい「アイスクリーム」ですよね。
冷たいデザートというと他にも、ジェラートやかき氷、シャーベットなど、冷たい食べ物は沢山ありますが、中でも「アイスクリーム」と「シャーベット」を選ぶ際に、皆さんはどんな違いを判断して選んでいますか?
多くの方のイメージは、「アイスクリーム」がクリーム系で、「シャーベット」が氷系のアイスというようなイメージかと思います。
では実際に、「アイスクリーム」と「シャーベット」にはどのような違いがあるのでしょうか。また「アイスクリーム」と「シャーベット」のカロリーには違いがあるのでしょうか。
「アイスクリーム」と「シャーベット」の違いとカロリー比較について、まとめてみましたので、是非読んでみてください!
アイスクリームとは
アイスクリーム カクテルグラスに盛られ、ホイップクリームとウエハースを添えて(出典:Wikipedia)
シャーベットとは
イチゴ味のシャーベット(出典:Wikipedia)
「シャーベット」の語源を調べてみると、「シャーベット」の語源はアラビア語の「シャルバート」だそうです。
また、アイスクリームやジェラートより脂肪分が少なく、主に果汁をメインとしている氷菓子が「シャーベット」です。
「シャーベット」は乳固形分3.0%未満の凍ったお菓子であるため、食品衛生法上では「氷菓」に分類されます。「シャーベット」の主な例としては、果汁などを凍らせたアイスキャンディーやかき氷などがあります。
アイスクリームとシャーベットのカロリー比較
「アイスクリーム」と「シャーベット」の100gあたりのカロリーと他に脂質と炭水化物を比較してみました。
数値は日本食品成分表の数値です。
・アイスクリーム 100gあたり カロリー180kcal、脂質8.0g、炭水化物23.2g
・シャーベット 100gあたり カロリー127kcal、脂質1.0g、炭水化物28.7g
「アイスクリーム」は「シャーベット」よりも乳脂肪分が多く含まれているものだとお話しました。
「シャーベット」は果物を主に使用している氷菓であるため、「アイスクリーム」よりも脂質含有量は圧倒的に少ないですが、炭水化物(いわゆる糖分)は、「アイスクリーム」よりも高い事が分かります。
果物には果糖が多く含まれているため、脂質が少ない分、甘さである糖分は多いです。
まとめ
「アイスクリーム」と「シャーベット」の違いでは、乳脂肪分の含有量が大きく違うという事でした。
「アイスクリーム」と「シャーベット」のカロリー比較では、「アイスクリーム」の方が「シャーベット」よりもカロリーが高いという結果でした。
暑い夏の季節には、「アイスクリーム」よりも「シャーベット」の方が人気が高いように感じますが、それは、乳脂肪分の含有量の違いによって、味わいに差が出ていたからという事ですね。